

エネルギー製造用材料、省エネルギー材料、環境負荷低減材料、生体材料などの新規な高機能構造材料の研究開発が人類社会の持続的発展のために必要不可欠です。当研究室では、冷間・熱間鍛造加工、超塑性鍛造加工、圧延加工、押出し加工、スエージング加工、伸線加工、ホットプレスなどの塑性加工・熱処理によって材料内部に形成されるマクロ、ミクロおよびナノ組織変化を系統的に調査・解析し、組織と特性との関係の体系化を目指しています。 最適な組織制御を実現するために熱間鍛造条件の定量評価が重要です。当部門では動的材料モデルに基づき、各種実用合金のProcessing Mapを高精度に作成する方法について研究を行っています。また、前記加工法に加えて、プラズマ焼結、プラズマ回転電極法など種々の加工プロセッシングを利用することにより、航空・宇宙用エンジン材料、自動車用軽量高強度・耐熱材料、マイクロマシン駆動用アクチュエーター材料、及び長寿命人工関節・メタリックステントなどの金属系生体材料の開発を行っています。最新の分析解析技術を駆使して、これら先進材料の特性発現のメカニズムを材料科学的に解明するとともに、得られた結果に基づいて個々の材料に対して最も優れた特性を引き出す組織形成のための加工プロセスの確立と、新材料の創製に関する研究を行っています。